こんばんは、haLunaです。
前々回、前回と、自分自身のシステム化・仕組み化・自動化をすることにした話を書きました。
では一体、何からはじめたのか?
いよいよ、実際にこの10日間(たった10日間!)で私がやったことについて書いていこうと思う。
すべては「記録する」からはじまった
自分というシステムを作り上げるために、時間・お金そして空間にまず最初に行ったことは、全部同じことだった。
それは、一にも二にも記録するということ。
しかし、これが続いたことがなかった。続くどころか、まずうまく始められたことがなかった。
これは自分に向いていないのだと思っていたのだけど、時間のこともお金のことも、意外に単純なところでそのハードルを乗り越えることができた。
すなわち、自分に合ったツールとの出会いである。
「まず、これを徹底することから」って、本には書いてあるけどさ
案外、その第一歩目がハードル高いと思ったことはありませんか?
私はある。ありまくりすてぃんぐ。
難易度高すぎません?
記録を徹底する。といって、いきなりできたら苦労はしないわ! と思うのも事実。
今になって一生懸命思い返してみても、自分が記録することを始められた勝因はツールとの出会いにしかなかった気がする。断じて、やる気とか気合いとか本気度とかではないと思う。
たまたま見つけたアプリが使ってみたら面白くてハマっただけ、というのが実情だったりする。
高尚な精神論を期待された方には申し訳ない。でもしょうがないじゃない。事実なんだもの。
ただしこれは、それぞれの人の特性によるところが大きいと思う。
自分のテンションが上がるアプローチを見つけよう
「記録する」ということは、
目標を定めてこつこつやるのが得意な人にとっては苦もなく始められることかもしれないし、
一方で自分のアンテナに引っかかることでなければ絶対に続けられないという人もいれば、
誰かと一緒なら続けられる人もいる。
そして、私のようにシステム化にロマンを感じてしまう人もいるだろう。
絶対にこの方法がいい、というものを探すよりも、自分の特性に合ったやり方で自分のテンションを上げる、ということが、どのような場面においてもキモになってくるように、個人的には思う。
実際に10日間ではじめたこと
前置きはこのくらいにして、実際にやってみたこと〜私の場合〜をご紹介する。
- たすくま(時間管理アプリ)で記録する
- Zaim(家計簿アプリ)で記録する
- 読書
- 部屋をシステム化する
- 自分を深掘りするセッションを受ける
今回はこれらのうち、たすくまについて少しご紹介しようと思う。
たすくま(時間管理アプリ)で記録する
たすくま
まずはなんといってもこれ。たすくまである。
これで、生活が劇的に変化したと言っても過言ではない。
端的にいうと、生活の中のあらゆる時間を記録して、それをもとに時間管理をするという考え方に基づいて作られたアプリ。iPhoneとApple Watchで使用出来る。
基本の使い方はこちら(公式たすくまにゅある)に↓
たすくまを使うと具体的にどんなことができるのかは、次の章でご説明します。
TaskChuteCloud(タスクシュートクラウド)
……実は、たすくま導入前に「TaskChuteCloud(タスクシュートクラウド)」というものを半年ほど使っていた。これはたすくまのもとになっているツールなのだけど、これを使っている間はどうしても習慣として定着しなかった。
どうにも、スマホでの使いづらさが払拭できなかったことが大きいかもしれない。
TaskChute(タスクシュート)については、jMatsuzakiさんのこちらの記事に詳しく紹介されている。
たすくまが合わなくてタスクシュートの方が合うという人ももちろんいるので、参考になれば。
日々、瞬間ごとに使うものだからこそ、操作性で選ぼう
いずれにせよ、
操作性が自分の環境に合っているかどうかというのは最も大きな要素と言っても過言ではない。
とにかく、UIや操作性、機能においてたすくまが自分には合っていたらしく、思い切って乗り換えたらその瞬間から完全に記録が続けられるようになった。それ以来、一度も記録を取り忘れていない。
それどころか、どんどん自分の使いやすいようにカスタマイズ(というほどカスタマイズ性が高いわけではないのだが、いろいろ工夫して自分なりに使いやすくすることはできる)して、日々楽に、もはや息をするように記録できるようになってきている。
たすくまに関しては今後、便利な使い方やちょっとしたカスタマイズ、小ワザなどについても書いていこうと思う。
たすくまをはじめて、たった一週間で変わったこと
生活記録がまちがいなく取れるようになった
そんなわけで、生活の記録が楽に取れるようになり、あらかじめ設定しておくことで自分がどのような種類の作業にどれだけ時間をかけたかが見られるようになり
それをカレンダーにまとめて表示したり
特定の分類で見たり
と、一日の動きを俯瞰できるようになった。
日中に眠くなって「睡眠時間をとりすぎたのでは」と感じる日も、案外合計すると7.5時間程度になっているということがわかったのも、こうして毎日軽く見返すようになったから。
いつでも、「今何をするために存在している自分なのか」がわかる
もう一つ。ある意味、「記録が残る」以上に大きな「記録する」ことの意味。
それは、「今何をするために存在している自分なのか」ということが常に意識できること。
こう書くと大げさだけど、まさにそういう感じだった。
TaskChute時代含め、記録を取り始めてみてまず感じた難しさは「記録しはじめるのを忘れる」ことだったのだけど、
そんな中でも唯一、間違いなく記録が取れる時間帯というのがあった。
仕事で、作業をしている時間だ。
職場に着いたらまずPCのスイッチを入れ、コートを脱ぎ手帳と筆記具、スマホ、飲み物を所定の場所に置いたらバッグをしまって、
メールをチェックし、その日やることを確認して、専用ソフトを立ち上げて順番にこなしていく。
割り込みタスクは多いが、その管理・処理方法もはっきりしているので慌てることはない。
一商品ごとにかかる作業時間もほぼ把握できている。
このように、職場にいる自分は何のためにそこに座っているのかがはっきりしていて、今何をしているのか、次に何をするのかが明確である。
自分が今過ごしている時間に対して常に意識的に過ごしていれば、記録を取るのも忘れにくいらしい。
ということは裏を返せば、日常生活の中での自分は自分が思っている以上にぼーっと過ごしてしまっているということ。
作業に飽きたらなんとなくスマホを見て、ネットニュースを見てSNSを見て、買い忘れたものを思い出してAmazonを開いて、おすすめに知らない商品が出ていて気になったからブラウザ立ち上げて調べて、そうだ返品するものがあるんだった、と立ち上がり、そうだ、あれも書いておかなきゃ忘れる、と手帳を開き……といったぐあいに、
どこで切り替わって、今から何をするのか、自覚していないから記録しはじめるのを忘れるのだ。そのことに、ようやく気がついた。
そして、たすくまで記録が取れるようになるにつれ、今過ごしている時間に対する意識がどんどん上がっていくのを感じている。
寝る時間がぐっと早まった
もうひとつ、大きな変化があった。
なんと、たすくまをはじめて一週間で2時間も早く寝られるようになり、そしてその分早く起きられるようになった。
普通、睡眠サイクルを変えるには最低一週間はかかる(と聞いたことがある。古い情報なので、定かではない)
以前の睡眠は、
早くても4時就寝。そして4時間程度で目が覚め、日中ずっと眠い
だった。
記録をとり始めて一週間、ついに7時間半まとめて眠ることができるようになった。
もちろん、たすくまだけがその要因ではないのだけど、上にも書いたように、生活の中で時間を常に意識することができるようになったこと。それによって眠りに必要な適切な疲労や、リズム感みたいなものが生まれたのかもしれない、と睨んでいる。
時間の記録をつけるのは、家計簿をつけるのと同じ
時間をこのように記録している人は、正直、そんなに多くないだろうと思う。
しかし、家計簿を1円単位まできっちりつけている人、というと、決して少なくはないだろう。
時間を見積もるということは、ことに、その感覚を身につけてこられなかった人ほど重要だ。
そこそこ、普通の範囲内で感覚的にできている人とは、小さいようでものすごく大きな隔たりがある。
それを持っていない私だからこそ、本気になって取り組む以外に道はないと考えた。
金銭感覚がない人ほど、家計簿をつけて自分の収支を把握することから始める必要があるのと同じように。
時間もまた「収支を管理する」という自覚を持たなくてはやりくりできない。
記録をし始めてようやく、時間は有限であるということをやっと実感として持てるようになったと思う。いや、頭ではわかっていたつもりなのだけど、なんとなく「意識しない限り時間はなんだかいっぱいあるもの」くらいに甘い認識をしていたなと思う。
まずはその自覚が持てることが大事なのだろう。
コメント
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