幸せのはじまり、はじまり。

日記

従兄弟の式はめちゃくちゃいい式で、基本的に感動しいな私はちょっと泣きすぎて消耗してしまった。
中身の詰まった式は天気のいいとか悪いとかに関係なくすてきなものだな、と思った。

普段ちょっと斜に構えている従兄弟が最後に泣いてスピーチ出来ないほどだったことも、ふたりが心からのおもてなしの気持ちで準備したであろう式次第の一つ一つや仕掛けも、すべてがよかった。
きっとすてきな家庭を築いていくのだろう。

彼のお姉さんの結婚式に招かれた時のことを思い出すと、なかなかに感慨深い。
その時も「ああ、いい式だな」と思って、いい旦那さんだなと思い幸せになってねと思ったものだ。
そんなお姉さん夫婦も今日は王子様を連れて、すっかりお父さんお母さんの顔になっていた。
当時、自分たちの結婚式ですっかり酔っ払ってしまった旦那さんが、新郎スピーチの際に突然、手に持った原稿をぐしゃっと潰して思うままに感謝の気持ちを語り始めたのも懐かしい(なんだか気持ちが昂って「原稿なんていらねぇ!」という気分になってしまったらしい)。
その彼も、式の日のおおらかな印象そのままに、でもどこか「息子の父親」らしい所作になっていて、妙に感動する。

ゆるやかに時が重なり、変わるべきものが変わっていく。穏やかに、不安なく。
そういうものを見ている気持ちになる。

小さい子どもの多い式なのも、あたたかくてよかった。近い年齢のお子さんを持つ人同士なら初対面でも和やかに話したり、肝心のお子さん同士は未知との遭遇で泣き出したりする。そのたびになんとなく場が和む。今泣いた子がすぐに笑い、そのたび大人たちが一喜一憂する。誰も恐縮しないし、させない。
やさしい二人を囲むやさしいせかい。

新しい門出、新しい世界は嬉しく喜ばしくも、少し怖い。私たちはまちがいなく、この世界の細胞のひとつとして新陳代謝を繰り返しながら変化していく。
私たちの「ずっと」は個としては「永遠」ではないけれど、それでももしかしたら、繋がり合うことで少しだけ「永遠」に与していくことができるのかもしれない。
二人にとっての今日はまさに、永遠にとってかけがえのない一日になっていくのだろう。
末永くお幸せに。

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