音楽をつくるよ。
半年くらいたっぷりお休みした。歌は歌っていたけど。
なんか行き詰まって、スランプっていうのとも違う、
それよりずっと手前のスタートで間違って入ってしまったみたいな、そんな据わりの悪さがずっとあった。
しっくりくる形がどうしても見つけられなかった。
人の手を借りることも考えたけど、
ただ「借りる」のじゃなく、自分の色があって、
それで人の色と重ねなくちゃ意味がないんだって思い直している。
でもこの半年で、なにかこう、自分の底みたいなものが少し変化して、
言葉へのアプローチも変わって、
いろんなパラメータの経験値を積んでこられた気がしているので
前よりももっと音楽で「自己開示」していけそうな気がしているし、
前よりも少しは自分の音楽を愛せるような気がするのだ。
思いひとつ。心づもりひとつ。
それがどんなに難しいことか、きっと誰もがよく知っている。
半年前よりも、(「なにかを目指す人」として、「もがく人」として)一人じゃないという気はするし、それはきっと気のせいではない。
私の感じている「手の届かなさ」がどれほど普遍的なものだったか、ただの言葉ではなく皮膚感覚としてわかり始めている。
なにかを発して、それに応えてもらう嬉しさも、役に立ったり喜んだりしてもらえる実感も。
確信をもって拡げていけるのかな、と思っている。
今朝見た朝焼け
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