潜在意識を上手に使う、簡単な方法

ライフハック

こんにちは、haLuna(@halunautausagi)です。

今日は、私が最近実践しているライフハックについて書いてみたいと思います。

 

「潜在意識を上手に使う、簡単な方法」……言い換えるなら、「逆睡眠学習法」です。怪しいですね!←

 

まあ端的に何をしているかというと、朝活ではよく言われている通り、
朝一番に、自分にとって一番大事な目的についてのタスクに手をつける
ということではあるのですが

もう一歩踏み込んで、主にテクニカルな感覚を養うトレーニングをこの時間にしています。
私の場合、端的にいうと歌練習ということになります。

しかし、これは他のことにも応用がききます。

 

それでは、順を追って説明していきたいと思います。

 

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潜在意識とは?

 

そもそも潜在意識とは何でしょうか?

自覚されることなく、行動や考え方に影響を与える意識。心の奥深い層にひそんだ意識。(三省堂 大辞林より)

私たちがふだん意識して考えていることに対して、無意識の領域で思いを巡らせたり、感じたりしている部分。
表層の意識(=顕在意識)の下に隠れているものの、その領域は顕在意識よりも大きく、顕在意識よりも強く実際の行動に働きかけるといわれています。

 

しかし通常私たちが覚醒している時には、顕在意識が立ちはだかっています。
顕在意識には、頭で考えうるあらゆることが入り込んできてしまいます。

肯定的なイメージを持とうとしても、それを現実に据えた時に起こりうるあらゆる障害「できない」という思いが自動的に附随してきてしまいます。

否定的な言葉は肯定的な言葉よりも強く残りやすい傾向にあるため、
潜在意識に刻んでおきたい肯定的なイメージが、届くまでに弱まったり、消滅したりしてしまいがちなのです。

 

潜在意識と仲良くなろう

朝は、潜在意識を使うにはもってこいの時間

それでは、どうやってネガティブな想像の妨害を避けて潜在意識を活用すれば良いでしょうか?
瞑想をするなど、その方法は様々ですが、
朝、寝起きの時間を使うというのが私なりに編み出した方法でした。

 

朝、それも寝起きの半分うとうとしている時間というのは、当然ながら

意識がぼんやりしている=顕在意識が邪魔をしにくい

わけです。余計なことを考える領域がまだ目覚めきってないのですね。
その時間に(私の場合は)歌練習、それも基礎練習を重点的にやると、とても効果的だということが体感的にわかってきました。

 

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無意識でできないことは“できていない”

 

まず何がわかるかというと、これです。

ことにテクニカルな面に関しては、「身につく」ということは「無意識でもできる」ということがまず最低条件になってくるわけですが、

寝起きのぼんやりした状態でチェックすることで、これができているかどうかがわかります。

自分が実際に何を身につけられていて、何を身につけられていないかが、起きて練習するよりもよくわかるのです。

 

先入観が入らなければ、学びも習得も早い

 

“できていないこと”をチェックできたら、そのまま重点的に反復練習をつづけます。

このときも、まだぼんやり覚醒のうちならば先入観なしにいろんなことを試すことができるのです。

案外、いろいろと頭で考えながらやっているとドツボにはまるもの。考えすぎると、体はかたくなります。

 

起きている時は想像以上にいろんな意識が働いていて、自分が今集中したい課題のほかに自分の欠点が気になってしまったり、「あっ今のだめだった……」とかいちいち怯んでしまったり、思いの外ざわついているものです。

対して、「ぼんやり覚醒」の時は比較的、俯瞰で見ている感覚です。カメラが引きになって、客観的に自分を見ている感じ。

 

これは、例えば覚醒時においてもうまく集中できた時はこの感覚に近いです。
邪念がすうっと消えて、余計なかたさが抜けて力を発揮できるような時ですね。

 

そうしてやっているうちに「気持ちよく響くポイント」を見つけられたら、それを何度も繰り返します。ここで潜在意識の出番です。

顕在意識を「無」に近い状態にして、ひたすら刻んで覚えさせていくのです。

 

おそらく最短の道のりで文字通り「体で覚える」ことができ、ついでに酸素も体に行き渡って、練習しているうちにすっきりと覚醒できるのもうれしいおまけ。

 

他にはどんなことに使える?

 

ここで、少し歌練習の話から離れてみましょう。

 

文章を書く

 

私はこの「ぼんやり覚醒」時間を、文章を書くことにも使っています(こちらは、寝入る前のことが多いですが)。

文章、というより言葉もまた、意識が強く働きすぎるとドツボにはまりやすいもののひとつです。

言葉はなにかをはっきりと定義づけ、意味付けてカテゴライズしてしまうものなので、いざ書くとなると考えるべきことがたくさん出てきてしまいます。

 

「〇〇だ」と言い切ってしまっていいのか?
嘘にならないか?
誰かが不愉快な思いをしないだろうか?

 

など……。

それはもちろん必要なことなのですが、それは最後でいいのです。
存分に書いてしまってから、最後にチェックすればいい。

私は「ぼんやり覚醒」の時に書くと、その塩梅がうまくいくことが多いのです。

 

作曲などのクリエイティブなこと

 

他には、作曲をしたりといったクリエイティブなことにも使います。これもまた、覚醒時だと途中で「ダメだー」と思ってしまう瞬間が何度もくるのですが、心理的抵抗感や否定的な声が起こりにくいのが捗る理由ではないかなと。

 

読書

 

また、読書のようなインプット系にも有効です(後述します)。

 

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速読との関係

 

厳密には「速読」ではないそうなのですが、「フォトリーディング」という読書法があります。

これ、書籍を読んだ時に「あ、私似たような読み方してたわ」と感じたこともあってすんなり入ってきた手法なのですが、詳細は他に詳しく説明されているページがたくさんありますのでそちらに譲るとして、

 

その中に、「ソフトフォーカス」といって、わざと焦点をぼかした状態でページ全体を写し取る(読むというより、画像として頭に保存する)というステップがあります。

このときの状態がやはり「ぼんやり覚醒」にちょっと近いです。

意識をできるだけ取り払って、意味を追わず、受動的に「画」を見ることで、逆に意味の方から頭に入ってきてくれる、という感じです。

※補足すると、これはもちろんそれだけで本が読めてしまうというステップではなく、読む前の下準備のようなものです。
例えば、知らない言葉が並んでいるものを読むのと、ちょっとでも見た覚えのある単語があちこちに入っているものを読むのとでは、読みやすさが違いますよね。
ここで頭の中に「核」をわざと作っておくことで、実際に読んだ時に「これは見たことのある、知っているもの」として頭に入ってきやすくする……というような意味合いの作業です。

 

フォトリーディングに限らずですが、「ぼんやり覚醒」時にはある程度インプットに集中できる状態を保っていられるため、

本を読んでいると関連する事項にどんどん思考が広がっていって読むだけでは済まず、内容と自分のアイディアとを並行して(時にはメモしながら)読み進める羽目になるタイプの(私のような)人には、このワンクッションはけっこう有効です。

 

そんな朝の時間の落とし穴

 

さて、朝の「ぼんやり覚醒」時間を邪魔する最大の敵……それはスマホです。

朝、目が覚めて。早速この時間を有効活用しよう……今何時?アラーム止めなきゃ、今日の予定チェックに、ToDoリストアプリを開こうとしたらツイッターにバッチが、メールも来てる。ちょっとだけ、とついつい開いちゃって……

とやっているうちに、すっかり目が冴えてしまいます

夜、寝る前にスマホを触るとブルーライトが……といいますが、まさにあれと同じですね。

 

今朝も、最初に見た時点で通知が合計122件もついていました。これ、開けちゃったら最後なので、ひとまず触らないようにしましょう

 

自分の時間を死守しましょう。

 

私は「これ」を積極的に使っているよ

 

そして、極力スマホに触らずに一日を始められるように、そして「ぼんやり覚醒」中にやりたいことをいちいち頭を使って思い出さなくていいように、

私は紙の手帳を使っています。普通の手帳ですね。

 

 

何も考えずに手帳を開けば、そこには朝の時間のルーティンが書いてあり、活動中に思いついたアイディアや、「あ、今日はコレをしなきゃ」といった気がかりなことを全部放り込めるフィールドを紙ベースで準備してあります(私はバレットジャーナルという方式を採用しています)。

極力「意識」を使わないために、思いついたことはそのまま手帳に流して忘れます。

 

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まとめ

 

というわけで、私なりの「ぼんやり覚醒」時間の使い方、

「逆睡眠学習法」

について書いてみました。
この時間はほんとうにいろいろなことに使える可能性を秘めていると思いますので、皆様もいろいろ遊んでみてください(遊ぶ、くらいの感覚で取り組むのがいいです!)。
ではでは。

コメント

  1. […] ちょうど潜在意識を上手に使う、簡単な方法という記事を書いていたりと、潜在意識について関心が高まっていた頃にたまたまもらった本で、なるほどフムフム、と頷きながら読み進め […]

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