気分、を疑え。イライラという怪物の料理方法

メンタル

こんばんは、haLuna@halunautausagiです。

あっ、まずはですね、ご報告。
今週また天狼員書店さんのメディアグランプリに掲載をしていただいております!

「社会人になってしばらく間違っていたこと。」

先日のブログと同タイトルですが加筆修正してあります。
よかったら、覗いてみてくださいませ。

 

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で、表題。

気分の変動があるときは、気分につながる別のパラメータが変動しているとき。これ断言してもいい。
わけもなく変な気分の落ち込みがある、癪に障る、やたら寂しい気分になる、そういう時は真正面から受け止めるのではなく、体調面を疑うことにしている。

 

これには大事な前段階がある。すなわち、
「気分が変動していることに気づく」
というフェーズ。
変動のさなかにあってこのことに自覚的になれることが、実は最初は難しかったりする。
イライラしてしまったら、当然、イライラする対象が原因だと思う。
落ち込んだら、落ち込んだ原因を探してしまう。
不安定だったら、私おかしいのかな……って思う。

渦中にあってこれに気づくには、普段からちょっとずつ、そのことに自覚的になっておく必要があるのかもしれない。

コツとしては、
・あれっと思ったら立ち止まってひと呼吸おく
・感情と理由を切り離す

 

とくに、「イライラ」はある意味すごくいいバロメーターになるかもしれない。

イライラというのは私の中ではとても特殊な感情。
「化け物」とか「怪物」とか「モンスター」って呼んでる。

怒りや悲しみといった感情から離れて「イライラ」になった途端、そいつは理由とはもう関係なくなって、自ら増長していってしまう。
そして、その怪物は誰の中にもいる。無垢な赤ちゃんにもいる。むしろ、赤ちゃんにこそいる。
癇癪起こして泣くでしょう、赤ちゃん。
ミルク? おむつ? 眠いの? 何をやっても泣き止まない時、ありますよね。
赤ちゃん時代が終わって、言葉を話すようになっても、なにかのタイミングでぐずってしまって、何を提案してもイヤしか言わない。もはや、自分でも何がイヤなのかわからない。
イライラにイライラする、いやむしろ、イライラを求めてあえて癇癪を起こしているような状態。
ぐずって火がついた時に、すんなり原因が取り除かれてしまうとなんだか肩透かしで爆発しどころを失ったような、このイライラのやり場がなくなってよけい泣く、みたいなこと、子どもの頃にありませんでしたか?(私はあった)
それがこの「イライラを求めている状態」。

 

大人のイライラも、基本的に同じ感触を持っていると思う。
「謝られたけれど、なんだかそれじゃ気が済まない」
みたいなやつ。

これは考えようによっては、イライラという感情を爆発させることで、ストレスを発散させるシステムなのかもしれない。
(こう書くと、ただただ「八つ当たりのメカニズム」と合致してしまうけど。)

 

とにかく謎なやつなんですよ、イライラくんは。
存在に気づいてしまうとなんだか無視出来なくて気持ち悪いしね。

 


 

とにかくだ、

イライラした時は犯人探しをやめて、イライラの前段階の感情が何なのかを探ろう。
犯人、探してもいいけど。たぶん誰がどうしてくれることを想像しても気持ちはおさまらないと思います。

その奥の悲しみや怒りに気づいたら、はじめて対処が出来ると思ったほうがいい。
イライラはそのままでは料理できない。

 

さて、悲しみや怒りかイライラに化けるからといって、必ずしも体調のせい、というわけではない。

ただ、そうやって紐解く癖をつけることで、ちょっとした変化に気がつきやすくなるという効果がある
いつもと振り幅が違うとか、いつもよりなんとなく被害妄想強めだとか。

 

この話は、「自分の感情は自分の課題」という話にも通じる。
なぜなら、相手に原因を求めるほど、自分の感情の……言ってしまえば「虫の居所」というやつを看過してしまうからだ。

私は、

自分の感情に責任を持つこと
自己の内面を見つめる時間を取ること

を心がけているうちに、どんどん自分の心の状態に敏感になれたように思う。
自分の心の状態に敏感になれるってことは、自分に優しく、そして潔くなれるということ。

 

心ってやつは、ときどき、見かけと違うことがあるから。

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